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インデックス主導で続伸
10日の東京市場は続伸しました。日経平均は251円高です。前日の米国株市場ではハイテク株中心に買いが続き、ナスダック指数が連日で最高値を更新しましたが、前日に800円近く上昇していた反動で利益確定売りが先行しました。ただ、下値の買い意欲は強く、小安く始まったあとはプラス圏に持ち直し、後場中ごろからはインデックス主導で上げ幅を広げています。もっとも、ETF決算に伴う分配金捻出売り需要を控え、プライム市場の値下がり銘柄数は931と6割近くを占めました。
米国は一段の株高が期待できる状況
反動安も予想されていただけに予想以上に強い動きですが、週末のSQに絡んだ買戻しが指数を押し上げたようです。ただ、米国では6月の消費者物価指数(CPI)、生産者物価指数(PPI)の結果次第で9月利下げ観測が強まり、一段の株高が期待できる状況です。きょうはソニーG<6758>やアシックス<7936>、東エレク<8035>などへの買いにとどめましたが、中小型グロースをはじめ出遅れセクターへ物色が広がるかを確認しながら対応したいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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