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円高進行で一時下げ幅1300円超える
1日の東京市場は急反落しました。日経平均は975円安です。米国株市場ではハイテク株が買われ、ナスダックをはじめ主要指数が上昇したものの、日銀よる利上げの一方米利下げ期待が高まり、日米金利差縮小によりドル・円が1ドル=148円台の後半まで円高が進んだことがアゲンストで一転して売りが優勢になりました。突っ込んだ場面では買戻しや押し目買いが入り4ケタの下落は回避しましたが、一時下げ幅は1300円を超えています。プライム市場の値下がり銘柄数は1541と93%が下落する全面安商状です。
アドバンテストなど好決算銘柄は買われる
リバウンド一巡感が意識されるところへ円高が急速に進んだことから、先物主導で波乱の展開になりました。ただ、アドバンテストなど好決算銘柄は買われており、前場は売り買いとも手控えましたが、後場は日立<6501>と湖北工<6524>、ソシオネク<6526>に買いを入れています。あすも為替にらみの不安定な地合いが続きそうですが、3万8000円割れ水準は5月以降の下値抵抗帯であり、引き続き好決算銘柄をチェックして買い場を探りたい考えです。
花咲 翁
株式市場新聞 marketpress.jp 株式ニュースと話題の銘柄
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