直近高値銘柄のリバウンドに備える【正直じいさんの株で大判小判】

リスク回避ムード強く続落

５日の東京市場は続落しました。日経平均は３９０円安です。米国株市場はまちまちの動きで、前日の地合いを引き続いでリスク回避ムードが強く、朝方は７００円近く下落しました。その後、１４３円台前半まで進んでいた円高が円安方向に押し戻されたことで、急速に下げ幅を縮め一時上昇に転じる場面もありましたが、後場は売り直され再び下値を試しています。ただ、内需株や中小型株が買われ、プライム市場の騰落銘柄数は値上がり７８４に対して値下がり８０３と拮抗しました。

為替睨みで荒い動き続く

前場はサッポロＨＤ<2501>とシンフォニア<6507>へ追撃買いを入れ、湖北工<6524>を買い直しましたが、後場は地合いが再び軟化したことから、売り買いとも手控えました。米国でＩＳＭ非製造業景気指数や雇用統計など重要指標の発表を控え、波乱も予想されるなか、日経平均は２５日線を割り込み一段安が警戒される状況です。あすも為替睨みで荒い動きが続きそうで、全般下げ止まりを待ちながら直近高値から急落した銘柄のリバウンドに備えたいと思います。

花咲 翁

提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
　

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