目次
続落も大きく下げ幅縮める
週明け9日の東京市場は5日続落しました。日経平均は175円安です。8月米雇用統計の結果を受け、景気減速懸念から米国株市場がハイテク株を中心に売り込まれた流れを引き継ぎ、売りが先行しました。142円近辺まで進んだ円高も重しになり、前場中ごろには1100円超に下げ幅を広げています。ただ、売り一巡後はドル円が円安方向に押し戻されたことから、買い戻しや押し目買いに下げ渋り、後場は大きく下げ幅を縮めました。寄り付き段階では95%以上を占めていたプライム市場の値下がり銘柄は前引け段階では8割程度、大引けでは1074と65%にまでに減っています。
下げ渋りから上昇に転じる銘柄増える
円高に反応して強く売られる地合いに変わりはなく、米消費者物価指数(CPI)や生産者物価指数(PPI)など経済指標の発表や週末にメジャーSQを控えており、前場は売り買いとも手控え様子を見ました。ただ、個別にも朝安のあとは下値を売り込むことなく、下げ渋りから上昇に転じる銘柄が増えてきたことから、後場はアストロHD<186A>と湖北工<6524>、アドテスト<6857>に追撃買いを入れ、コナミG<9766>を買い直しました。引き続き、為替睨みで直近高値から急落した銘柄のリバウンドを狙っています。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
株式市場新聞 marketpress.jp 株式ニュースと話題の銘柄
コメント