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円安進行で買戻し
1日の東京市場は反発しました。日経平均は732円高です。パウエルFRB議長講演を受け、早期の利下げ観測が後退、ドル円が一時144円台へ円安が進んだことから、前日の急落の反動で買戻しが優勢になりました。前引けにかけ戻り売りに伸び悩みましたが、後場寄りから盛り返しています。大引け段階のプライム市場の値上り銘柄数は1272に増え7割を超えました。
三菱重を利益確定
政策絡みで防衛関連の上げが目立ち、推奨銘柄では三菱重<7011>が大幅高で実質最高値、NEC<6701>やQPS研<5595>、三井海洋<6269>などいずれも反発に転じました。前場は富士通<6702>への買いにとどめましたが、後場は三菱重<7011>を利益確定する一方、住友林<1911>やレゾナック<4004>、NEC<6701>、アドテスト<6857>に買いを入れました。
当面の下値不安は後退
きょうの反発で当面の下値不安は後退しており、国政への不透明感は残るものの、選挙モードに入ればテーマ株が賑わうと考えられます。引き続き為替の動向を確認しながら、需給整理が一巡してきた半導体関連のほか、政策関連で値動きのいい銘柄を狙っていきたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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