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方向感なく乱高下し4週ぶり反落
前週の東京市場は4週ぶりに反落しました。日経平均は前の週から1193円下落しています。自民党総裁選の結果を受けて円高が急速に進行、先物が急落したことを受け、週初に1900円超安と急落して始まったあとは、円安一服、中東情勢の悪化、石破新総裁の追加利上げに慎重な発言など好悪材料の日替わりメニューで、方向感なく1000円幅の乱高下が続きました。週末は米雇用統計発表を控え様子見に値動きが収まり小幅上昇しましたが、週初の下げが響き週足は陰線を引いています。
米雇用統計予想大きく上回り円安進み先物大幅高
注目の米9月雇用統計は予想を大きく上回り就業者数が大幅に拡大、148円台中盤まで円安が進み、225先物は1000円高の3万9600円まで上昇しており、週明けは大幅高で始まるでしょう。ただし、中東情勢の悪化が懸念され、総選挙では自民党苦戦が予想されています。引き続き、需給整理一巡から出直ってくる半導体関連と防衛や地方創生の政策関連を狙う考えですが、強い銘柄に絞り込んで慎重に買い場を探っていきます。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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