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朝安のあと買戻しに3日ぶり反発
28日の東京市場は3日ぶりに反発しました。日経平均は214円高です。前日の米国株市場では主要指数が下落、一時150円台まで急速に円高が進んだことから、売り先行で3万8000円を割り込んで始まりました。ただ、ドル円が151円台後半へ円高が一服、海外報道で米国による対中規制強化への過度な懸念が後退したことから半導体関連の一角や自動車など輸出株が買い戻され、上昇に転じています。プライム市場の値上がり値上がり銘柄数は1179と7割以上を占めました。
AI半導体や防衛関連の主力株の出直り待つ
日経平均は3万8000円の攻防になりましたが、下値の買い意欲は強く予想以上に底堅い動きになりました。ただ、AI半導体関連相場をリードしてきたアドテスト<6857>やフジクラ<5803>がまだ下げ止まっておらず、本格反騰には防衛関連を含めた主力株の出直りが必要でしょう。もっとも、きょうの反発で底割れ懸念は後退しており、きょうは動きが良くなってきた直近IPOのオルツ<260A>と年末商戦絡みで任天堂<7974>、カプコン<9697>に打診買いを入れました。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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