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小幅ながら3週続落
前週の東京市場は小幅ながら3週続落しました。日経平均は前の週から75円下落しています。週初は米国株高を好感して大幅高で一時3万9000円台を回復しましたが、その後はトランプ次期米政権の関税政策や日銀の再利上げ観測に伴い149円台まで進んだ円高が嫌気され、途中、半導体関連が買い戻され反発に転じる場面はあったものの、週間では下落しました。
上値重いが下値の堅さも意識
今週は週末に米11月雇用統計の発表を控え上値は重そうですが、一方で3万8000円割れ水準では底堅さも意識されています。米国株は年末商戦への期待から堅調な展開が予想され、為替の動きを確認しながら個別に動きのいい中小型株や年末商戦関連を物色していくことになるでしょう。推奨銘柄は過半をいったん損益確定しましたが、半導体メモリー大手キオクシアの上場を控えていることから、アドテスト<6857>、フジクラ<5803>、さくらネット<3778>などAI半導体・データセンター関連の中核銘柄の本格反騰のタイミングも見極めたい考えです。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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