日米金融政策決定会合控え上値重い状況続く【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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続伸も上値追う勢いない

10日の東京市場は続伸しました。日経平均は207円高です。前日の米国株市場で主要指数が下落しましたが、ドル円が151円台と円安に振れていることが支えになりました。今晩に11月米消費者物価指数(CPI)発表を控え、様子見に朝高の後は伸び悩みましたが、後場に入ると半導体関連の一角が買われ盛り返しています。もっとも、プライム市場の売買代金は概算で3兆9325億円と4兆円に届かず、上値を追う勢いはありませんでした。

アドテストやディスコは当面の悪材料出尽くし感

来週に日米金融政策決定会合が予定されていることで、上値の重い状況が続いています。年末の益出し売りが出ているようで、高値圏にある銘柄が利益確定売りに押される一方、中国関連が急反発するなど、安値銘柄が買い戻されており、推奨銘柄ではフジクラ<5803>や三菱重<7011>などが下落しました。ただ、中国当局が独禁法違反でエヌビディアを調査との報道を受け、当面の悪材料出尽くし感からアドテスト<6857>やディスコ<6146>が下げ渋りから反発に転じました。ただ、本格反騰にはまだ様子を見る必要があり、きょうはアストロHD<186A>のナンピンとバイセル<7685>への追撃買いにとどめました。

花咲 翁

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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