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利益確定売りに大幅反落
週末13日午前の東京市場は大幅反落、日経平均は488円安です。前日の米国株市場で主要指数が反落、朝方に発表された12月日銀短観で大企業製造業の景況感が2四半期ぶりに改善したことが、国内追加利上げ観測につながり、前日まで4日続伸していたことから利益確定売りが膨らみました。半導体関連などハイテク株や防衛関連の下げが目立ち、前引け段階のプライム市場の値下がり銘柄数は1245と75%を占めました。
バイセルを利益確定
推奨銘柄もほとんどが軟調に推移していますが、利益確定の範疇にとどまっており、アドテスト<6857>、フジクラ<5803>のAI半導体・光関連の中核銘柄は逆行高しています。前場はバイセル<7685>の利益とオルツ<260A>の損失を相殺して手持ちを整理する一方、東ガス<9531>とSBG<9984>に追撃買いを入れました。SQ値3万9434円を上回ってくると堅調展開が期待できることから、後場は全般持ち直しの状況を確認しながら、主力株を中心に買場を探る考えです。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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