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続伸もトランプ政策にらみの不安定な動き
21日午前の東京市場は続伸、日経平均は49円高です。前日の米国株市場は休場だったものの、トランプ大統領が一律関税を見送ったことで買いが先行、3万9000円台を回復して始まりました。ただ、朝高の後は戻り売りが上値を抑え、メキシコとカナダに25%の関税を課すと報じられると急落し、一時下げに転じています。前引けにかけては押し目買いに持ち直しましたが、トランプ米大統領の政策発動にらみの不安定な動きでした。
下値の堅さは意識
トランプ大統領就任式のあとには日銀会合を控え、軟調な展開が予想されていただけに、下値の堅さは意識されました。推奨銘柄についてはディスコ<6146>が出直り、アドテスト<6857>や芝浦メカ<6590>、HOYA<7741>などの半導体関連も底堅く、古河電<5801>は下げ渋っています。ただ、週後半からスタートする3月期企業の第3四半期決算発表に備えたい考えで、前場は東レ<3402>と古河電への追撃買いにとどめました。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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