目次
不安定な動きながら続伸
21日の東京市場は続伸しました。日経平均は125円高です。前日の米国株市場は休場だったものの、トランプ大統領が一律関税を見送ったことで買いが先行、300円超上昇して始まりました。ただ、朝高の後は戻り売りが上値を抑え、メキシコとカナダに25%の関税を課すと報じられると急落し、一時下げに転じています。ただ、トランプ米大統領の政策発動にらみの不安定な動きでしたが、前引けにかけ押し目買いに持ち直し、後場は小動きながらプラス圏を維持しました。
トランプ発言に耐性付き日銀利上げ織り込む
トランプ発言には耐性がついていたようで、日経平均は3万9000円台に乗せて引けており、下値の堅さを意識させられる1日になりました。。日銀会合での0.25%利上げもすでに織り込んだと見られています。推奨銘柄ではディスコ<6146>が出直り、アドテスト<6857>や芝浦メカ<6590>、HOYA<7741>などの半導体関連も底堅く、東レ<3402>は堅調でした。ただ、週後半からスタートする3月期企業の第3四半期決算発表に備えたい考えで、きょうは東レと古河電、ディスコに追撃買いを入れる一方、動きが急変した川崎重<7012>を手じまっています。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
株式市場新聞 marketpress.jp 株式ニュースと話題の銘柄
コメント