利食いに値崩した好決算銘柄の出直りを待つ【正直じいさんの株で大判小判】

円安フォローに大幅続伸

１３日の東京市場は大幅に３日続伸しました。日経平均は４９７円高です。１月米消費者物価指数（ＣＰＩ）が予想を上回ったことを受けインフレ懸念が再燃、前日の米国株市場で主要指数が反落したものの、米長期金利上昇に伴い、一時１５４円台後半まで進んだ円安がフォローになりました。オプションＳＱをあすに控え先物に仕掛け的な買いも入り、一時６００円超に上げ幅を広げています。プライム市場の値上がり銘柄数は１２６０と８割近くを占めました。

アドテストとアストロＨＤ出直りの動き強める

推奨銘柄では任天堂<7974>が新値追い、アドテスト<6857>やアストロＨＤ<186A>は出直りの動きを強めています。ただ、通期上方修正と増配を発表した古河電<5801>やリッジアイ<5572>が大幅に反落するなど、高値圏にある好業績銘柄や小型グロース株が利益確定売りに値を崩すケースが目立ちました。日経平均は２５日線を上抜き、一段高が期待できる状況で、引き続き好決算銘柄をチェックして買い場を探る考えですが、まずは当面の利益確定売りに値を崩した好決算銘柄の出直りを待ちたいと思います。

花咲 翁

提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
　

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