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反発も戻り鈍い
12日の東京市場は反発しました。日経平均は25円高です。関税問題を懸念して前日の米国株市場でダウが大幅に続落しましたが、ドル円が148円台前半へ円安に振れたことから買戻しが優勢になりました。米国の停戦案をウクライナが受け入れたと伝わったことも買い安心感を誘っています。ただ、トランプ大統領の関税政策への警戒感は強く、今晩に米2月消費者物価指数(CPI)発表を控えていることから戻りは鈍く、辛うじてプラスを維持したものの、2ケタの上昇にとどまりました。
アストロHDがストップ高
推奨銘柄では証券会社が新規カバレッジしたアストロHD<186A>がストップ高、他候補も出直り歩調になりました。全般上値が重く前場は売り買いとも手控えましたが、大引けでDMG森精機<6141>と三菱重<7011>に打診買いを入れています。東京市場は為替に敏感に反応する地合いが続いており、米経済指標を受けた長期金利とドル円の動きを確認しながら、防衛・欧州関連と動きがいい中小型株の買い場を探る方針です。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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