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後場値を消し4日ぶり反落
19日の東京市場は4日ぶりに反落しました。日経平均は93円安です。米国株市場はFOMCの結果発表を控え見送りムードが強く主要指数が下落しましたが、小安く寄り付いた後は上昇に転じ、前場は3万8100円台へ上昇する場面がありました。ただ、日銀植田総裁会見やFOMCの結果発表を控え、あすが休場になることから後場は急速に値を消し、きょうの安値で引けています。もっとも、米ハイテク株安を受け半導体や電線株は売られましたが、防衛関連のほか大型バリュー株に買いが広がり、TOPIXは6日続伸し昨年来高値を更新しており、プライム市場の7割近くの銘柄が上昇しました。
東ガスは昨年来高値更新
推奨銘柄では三菱重<7011>や川崎重<7012>、IHI<7013>、三菱電<6503>など防衛関連が反発に転じ、前日に追撃買いを入れた東ガス<9531>は昨年来高値を更新しました。きょうは東レ<3402>と積水化<4204>、日本製鉄<5401>に追撃買い、日東電<6988>に打診買いを入れました。休場明けの週末はFOMCの結果とパウエル議長のコメントを受けての対応になります。米長期金利とドル円の動きに注意しながら、防衛関連を中心に高値銘柄の利食いのタイミングを計りたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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