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上値重いも続伸し当面の底入れ確認
前週の東京市場は続伸しました。日経平均は前の週から623円上昇しています。下落が続いていた米国株が切り返してきたことを受け、週初から続伸し3万8000円を回復する場面がありました。日米金融政策決定会合は予想通り現状維持でしたが、週末にかけては午前中に上昇したあと戻り売りに押される上値の重い展開です。ただ、週足は2週連続で陽線になり、前の週の安値で当面の底入れを確認したかたちになりました。
権利取りの買いが下値支える
トランプ政権の関税政策への警戒感は強く、週明けも上値は重そうですが、27日が権利付き最終日で、配当、優待狙いの買いが下値を支えるでしょう。引続き米経済指標を受けたドル円の動きを確認しながら、防衛関連とバリュー株やIPOのセカンダリーにもチャンスを探る考えです。一方、動きが鈍るようなら半導体関連はショートで狙いたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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