「正直じいさんの大判小判」~狭いレンジでの揉み合いが続く

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞

22日の東京市場は前引けで3日ぶりに反落となりました。朝寄りでは小高く始まったものの、為替が1ドル113円72銭を付けた後に円が強含む展開となり、これに連動して輸出系を中心に上値を抑えられる動きになっています。商いも引き続き閑散で、225先物にも大きな動きは見られません。日経平均では25日線の1万9100円台が下値、上値は1万9500円手前が限界で、狭いレンジでの揉み合いが続きそうです。
一方、新興市場はこの日でジャスダックが9日続伸し、連日で昨年来高値を更新ですが、やはり買い疲れ感が否めません。資金の逃げ足は速く、先行銘柄が急落したり、後発銘柄も単発で終わるケースが目立っています。引き続きキャッシュポジションを高めながら、相場の焦点が定まるのを待ちたいところです。

 

好業績中小型株相場の象徴として活躍が期待されたVテクノロジー(7717)も買い疲れ感から、調整止むなしの状況になりました。この日は小高く推移しており、一旦、リバウンドが入りそうですが、そこは戻り売りのタイミングを計るところでしょう。自動運転関連のヨコオ(6800)も上昇ピッチが鈍り、経営再建策進展のNuts(7612)も日足ダブルトップ形成で、ともに短期的に下値を試す見方は変えていません。大型受注獲得のローチェ(6323)はこの日は一服で、下値狙いに徹したいところです。変わり種ではアサヒ衛陶(5341)。揉み合い継続ですが、動きがあれば注目できそうです。

Pocket

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次