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米国株高引き継ぎ大型株中心に続伸
15日の東京市場は続伸しました。日経平均は302円高です。電子関連製品を相互関税の対象から一時除外しされたことを好感して、米国株市場で主要株価指数が上昇した流れを引き継ぎ、自動車や重工、銀行株など大型株を中心に買いが優勢でした。トランプ大統領が自動車関税の救済策を検討していることが伝わり、ドル円が143円台と円高が一服したことも安心感を誘っています。ただ、日米関税交渉を前に積極的に上値を買い進む動きはありませんでした。
宇宙関連と防衛関連に買い
市場は関税への過度な警戒感が和らぎ、落ち着きを取り戻しつつある様子です。リバウンド基調に変調がないかを確認しながら、強い銘柄を狙う方針で、前場はアストロHD<186A>とSyns<290A>の宇宙関連、後場は日製鋼<5631>、日本アビオ<6946>、川崎重<7012>などの防衛関連銘柄に買いを入れました。あすはオランダASMLホールディング、17日は台湾TSMC、国内ではディスコの決算発表が予定されており、半導体関連銘柄の動きを注視したいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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