「正直じいさんの大判小判」~米税制改革期待後退か?

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞

23日の東京市場は続落となり日経平均で100円超の下げとなりました。詳細は不明ですが、スティーブン・ムニューチン米財務長官がウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)電子版の独占インタビューで税制改革は年末までにずれ込むと話したことが嫌気されているようです。これまでは「驚くべき税制改革」への期待が高かっただけに、今晩以降のNY市場の動向を見てみたいと思う投資家が多いでしょう。ただし、ムニューチン米財務長官は「強いドルは米国経済に対する信認の証し」とも語っており、為替の流れがドル安へ傾く懸念は低いと思います。

新興市場はやはり買い疲れ感は否めません。引き続きキャッシュポジションを高める、あるいはショートでヘッジしながら、相場の焦点が定まるのを待ちたいところです。Vテクノロジー(7717)は軟調な展開で、やはり好業績銘柄のランドマークから買い疲れ銘柄の象徴になっているようです。自動運転関連のヨコオ(6800)や経営再建進展のNuts(7612)も同様で引き続きヘッジ、あるいは見切りを検討、大型受注獲得のローチェ(6323)も続落です。一方、変わり種のアサヒ衛陶(5341)は底練り状態で変化に注目、直近IPOではブラス(2424)の切り返しを期待です。

花咲 翁

Pocket

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次