「正直じいさんの大判小判」~ヘッジ、見切りで下値に備える

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞

23日の日経平均は8円安と小幅続落、金融を中人に主力株が戻り待ちの売りに押されましたが、午後からは2月末配当権利取りを狙った買いが入り、引けにかけ下げ渋りました。売買代金は概算で2兆40億円と2兆円を上回っています。ただ、手詰まり感が強く、上値の重さは否めません。日経平均の日中値幅縮小していることから、勇太朗氏も雲海氏も保ち合い放れが近いことを指摘していますが、今のところ下値への警戒を強めざるを得ないでしょう。海外投資家も2月第3週は2週ぶりに売り越しています。売越額は763億円で、前の週は1371億円の買い越しでした。

一方、新興市場はジャスダック、マザーズともに続伸ながら、新規上場3銘柄と直近上場銘柄に資金が集中しているせいもあって、いまひとつ盛り上がりが見られません。引き続きキャッシュポジションを高める、あるいはショートでヘッジしながら、下値に備えるべきでしょう。あえて参戦するなら、直近IPOか下値不安に乏しい低位株で割り切った対処が必要です。

Vテクノロジー(7717)、Nuts(7612)はともにジリ貧でヘッジ、あるいは見切りが必要。ヨコオ(6800)、ローチェ(6323)もスピード調整に入ったようです。一方、直近IPOのブラス(2424)は堅調で下値狙い、アサヒ衛陶(5341)は変化を注視しましょう。

花咲 翁

 

 

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