２７日の日経平均で１７６円安、２８日に米国上下両院合同本会議でのトランプ大統領演説を控え、様子見気分が強いなか、値下がりリスクを回避する売りに下げ幅を広げましたが、引けにかけて下げ渋りました。日経平均は２５日移動平均を下回り、ボックス圏下放れ回避へ正念場が続きますが、先行して調整していた銘柄に押し目買いが入るなど意外と底堅い印象です。きょう反発するようなら、前日に逆行高していた銘柄などは一段高が期待できるでしょう。
ただ、トランプ大統領演説後のＮＹ株の動向へ警戒を緩めることはできません。見切り、あるいはショートでヘッジする銘柄と割り切って値幅を狙う銘柄をはっきり区別して軽めのポジションで勝負していきましょう。
Ｎｕｔｓ（７６１２）はチャート含めテクニカル指標が悪化、Ｖテクノロジー（７７１７）は当面の下値メドに届き、ショート閉じて動き見極めへ。一方、ローチェ（６３２３）は切り返しのタイミング待ち、ヨコオ（６８００）は相場の腰の強く追撃、直近ＩＰＯのブラス（２４２４）は上値フシ払い実質最高値を射程圏に捉えてきました。低位ではアサヒ衛陶（５３４１）は引き続き変化を注視、アルメディオ（７８５９）は変化後で押し目狙いです。
花咲 翁
