「正直じいさんの大判小判」~イベントの決め打ちは危険

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞

28日午前の東京市場は日経平均131円高と反発、為替が112台後半と円安に振れたことで輸出株に買戻しが入りました。ただ、米国上下両院合同本会議でのトランプ大統領演説を控え、上値を追う動きは限定されています。前日に逆行高した銘柄も続伸スタートとなったものの、買いが続かず寄り天になる残念なケースが目立ち、個別にも上値追いに慎重な姿勢が否めません。

やはり、大統領演説への反応が気になります。まして、演説後最初に相場が立つのは東京市場であり、NY株の動向を確認するのは2日後になります。NY株は最高値圏にありますし、日経平均はボックス圏下放れ回避へ正念場が続いているのですから、下値への警戒を強めざるを得ないでしょう。イベントでの決め打ちは危険であり、後場はさらにキャッシュポジションを高める方向で、新たな売り買いは控えたいと考えます。

Vテクノロジー(7717)は当面の下値メドに届き、ショート閉じて動き見極めへ。一方、ローチェ(6323)、ヨコオ(6800)、直近IPOのブラス(2424)は強い動きながら後場は様子見。低位ではアサヒ衛陶(5341)は引き続き変化を注視、アルメディオ(7859)は変化後で切り返しのタイミング待ちです。

花咲 翁

 

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