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3週ぶり反落しスピード調整
前週の東京市場は3週間ぶりに反落しました。日経平均は前の週から745円下落しています。急ピッチの上昇に対するスピード調整になりました。週初18日は大幅に続伸して4万3800円台に乗せ、19日に史上最高値4万3876円をつけて反落、21日まで3日続落しており、週末22日は反発ながら小幅にとどまっています。牽引役だったソフトバンクGが下げに転じ売りが続いたほか、アドバンテストなど半導体関連銘柄も弱く、ジャクソンホールでのパウエルFRB議長の講演を前に買い手控えムードが強まりました。
下げ渋りから反発に転じる銘柄増える
ただ、週末は押し目買いのポイントに差し掛かったようで、下げ渋りから反発に転じる銘柄が増えました。ジャクソンホールでのパウエルFRB議長のハト派発言を受け、米国株市場では主要指数が大幅に上昇しており、週明けは続伸スタートになりそうです。27日に予定されているエヌビディアの決算を受けた半導体関連銘柄の反応には注意が必要ですが、下値では買いが入りやすく、引き続き直近高値銘柄の切り返しを狙いたい考えです。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp


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