「正直じいさんの大判小判」~中小型株相場延長戦も最終コーナー

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞

8日の日経平均は前日比90円安、NY株安を受け一時130円近くまで下げ幅を広げましたが、押し目買いに下げ渋っており、意外に底堅い印象でした。もっとも週末のメジャーSQや米雇用統計、来週のFOMCなどのイベント待ちで、模様眺め気分が強く、出来高は16億2600万株、売買代金は概算で2兆100億円にとどまっています。

一方、ジャスダックは13年ぶりの19連騰、マザーズは反発するなど、中小型株物色は続いています。ただ、資金の逃げ足は速く、単発で終わるケースや高値圏にある銘柄の値動きが鈍るケースが目立ち始めてきました。大きなイベントのあとは相場の流れが変わるケースが多く、前週からの中小型株相場の延長戦もいよいよ最終コーナーに入ったと感じています。ただ、仕上げの段階が最も値幅が出ますので、噴き値を狙える銘柄の短期張り、動きが鈍ってきた銘柄はショートでチャンスがあるかもしれません。

ファンデリー(3137)、スカラ(4845)、デュアルタップ(3469)は押し目狙いの噴き値待ち、安川電機(6506)は中期スタンスで押し目を待ちたいところです。一方、Nuts(7612)は高値圏で動き鈍り利益確定、ヨコオ(6800)、共和電業(6853)も利益確定、あるいはショートでヘッジが必要でしょう。アルメディオ(7859)、Vテクノロジー(7717)は様子見です。

花咲 翁

 

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