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4日続伸も利益確定売りに伸び悩む
7日の東京市場は4日続伸しました。日経平均は6円高です。米国株市場はハイテク株が買われナスダック指数が上昇、ドル円が150円台半ばまで円安が進んだこともフォローで、買い優勢で始まり朝方は上げ幅を600円近くに広げました。ただ、急ピッチの上昇の反動で利益確定売りに伸び悩む銘柄が多く、後場に入ると半導体や防衛関連のほか直近人気を集め高値圏にあった銘柄に下げに転じる銘柄が増え、急速に上げ幅を縮めています。
下値の買い意欲強く個別にも底堅い動き
もっとも、下げに転じたところでは買い直され、指数こそ失速しましたが、前引け段階から値下がり銘柄が大きく増えたわけではありません。前日に2000円超上昇したことを考慮すれば、下値の買い意欲の強さが意識されています。推奨銘柄では三井E&S<7003>や東電HD<9501>が堅調で、値下がり銘柄も下値は限られました。手持ち銘柄の売り場を探り、押し目に備える考えでしたが、個別にも予想以上に底堅い動きで、きょうは売りを控えています。あすからは新興銘柄を含め出遅れセクターに物色が広がるかを見ていきたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp


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