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利益確定売りに5日ぶり反落
8日の東京市場は5日ぶりに反落しました。日経平均は215円安です。米国株安を受け売り先行のあと、152円台半ばまで進んだ円安をフォローに上げに転じ、朝方には200円超上昇する場面がありました。ただ、直近の急ピッチの上げへの警戒感から上値を追う動きは限られ、後場は利益確定売りに押され下値を探っています。もっとも、半導体関連が伸び悩む一方、防衛関連や電線株が堅調で、非鉄金属や銀行株も高くTOPIXは小幅ながら4日続伸して引けました。
個別に利益確定売りをこなして強い動き
日経平均は反落しましたが、当然の一服で押し幅も小さく、個別にも利益確定売りをこなして予想以上に強い動きです。推奨銘柄では三菱重<7011>や東電HD<9501>が堅調で、きょうは古河電<5801>、フジクラ<5803>、湖北工<6524>の電線株と太陽誘<6976>に買いを入れました。引き続き出遅れセクターに物色広がるかを確認しながら、過熱感なく高値を目指す銘柄を狙う方針です。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp


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