「正直じいさんの大判小判」~FOMC利上げペース加速後退で週明けは短期調整も

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞

10日大引けの日経平均は前日比286円高と大幅続伸、為替が1ドル115円10銭台へフシ目を超えて円安が進んだことで上げ幅を広げました。来週にFOMCを控えているとはいえ、月内の米利上げが確実視されていることから、安心感があるのでしょう。自動車や精密機器などの輸出関連株に採算改善を期待した買いが入りました。
週末のNYダウは2月の雇用統計が市場予想を上回る内容を好感してダウが44.79ドル高で取引を終えました。3月利上げへの可能性が高まりましたが、平均時給の伸びが予想を下回り、米利上げペースの加速期待が後退しており、為替が1ドル114円台後半と前日に比べて円高で引けております。225先物のナイトの引けが1万9430円であることを考慮しても週明けは反落の可能性が高そうです
一方、ジャスダックが21連騰と記録を伸ばしていますが、中小型株相場の延長戦は最終コーナーに入っています。高値圏にある銘柄は早めの利益確定や手仕舞いを心がけたいところです。

安川電(6506)は高値更新で中長期スタンス、スカラ(4845)は短期調整一巡から切り返し期待、ファンデリー(3137)は様子見。一方、デュアルタップ(3469)、ヨコオ(6800)は利益確定で、Nuts(7612)は急落に警戒、Vテクノロジー(7717)は週末反発ながら様子見です。

花咲 翁

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