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急反発し最高値更新
9日午前の東京市場は急反発しました。日経平均は845円高で史上最高値を更新しています。米国株市場でダウは小幅に下落したものの、エヌビディアをはじめハイテク株かが買われ、ナスダック指数が最高値を更新した流れを引き継ぎ、急速に切り返しました。スイスABBのロボット事業買収を発表したソフトバンクGが大幅高に買われ、日経平均を500円超押し上げ、ファーストリテが好決算を先取りして上げ幅を広げたことから後場一段高できょうの高値圏で引けています。。ただ、自動車や海運、銀行などは安く、防衛関連も上げ一服で、プライム市場の値上がり銘柄数は928と6割弱にとどまりました。
電線株が上値追い東電HDも堅調
推奨銘柄ではフジクラ<5803>、古河電<5801>の電線株が上値を追い、東電HD<9501>も堅調でした。ただ、出遅れセクターへの物色の広がりは見られず、きょうは空売り銘柄のACCESS<4813>の利益を確定して、半導体関連で出遅れているアルバック<6728>とと高値保ち合いを上放れてきたエアロエッジ<7409>への打診買いにとどめました。あすは3連休を控えた週末でSQです。基調は強いものの高値警戒感は否めず、相場の変調に注意しながら、強い銘柄に絞り込んで値幅を狙いたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp


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