「正直じいさんの大判小判」~高値銘柄は利益確定あるいは手仕舞い

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞

14日午前の日経平均は前日比14円安と小反落、きょうからあすにかけての米連邦公開市場委員会(FOMC)やあす開票のオランダ議会選など大型イベントを目前にして、様子見に一層膠着感が強まりました。東証1部の売買代金は概算で8200億円、出来高は8億2000万株にとどまり、前場の日経平均の値幅はわずか37円にとどまっています。

一方、新興市場はジャスダック、マザーズともに続落、過熱感が意識され、引き続き利益確定売りが優勢でした。小型株相場の局地戦も一旦、終止符が打たれたということでしょう。三菱重工が急伸するなど、一部で大型株への資金シフトの動きが見られますが、まだ相場の流れが決定付けられたわけではありません。引き続き高値圏にある銘柄は利益確定、あるいは手仕舞って、キャッシュポジションを高めながら新しい展開に備えましょう。

安川電(6506)は中長期スタンスで下値狙い、スカラ(4845)は切り返しのタイミング待ちです。一方、ヨコオ(6800)は予想に反し新値を追っていますが、噴き値は一旦利益確定、Nuts(7612)、Vテクノロジー(7717)は戻り売りの好機を提供しています。

花咲 翁

 

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