15日午前の日経平均は前日比57円安と小幅に続落、日本時間16日未明に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控えて模様眺めムードも強く、膠着感の強い展開が続きました。東証1部の売買代金は概算で7200億円、売買高は7億5700万株と閑散商状です。
ジャスダックは反落 マザーズは続落と新興市場も利益確定売りが優勢で、小型株の局地戦も一旦終止符が打たれたと見るべきでしょう。一方で三菱重工が続伸していることで大型株への資金シフトの兆候が見られますが、これも流れを決定付けるものではありません。後場も高値銘柄は利益確定、あるいは手仕舞いでキャッシュポジションを高め、明日のFOMC結果発表に備えましょう。
安川電(6506)、スカラ(4845)は下値狙い。一方、ヨコオ(6800)は利益確定、Nuts(7612)、Vテクノロジー(7717)は戻り売りに変更はありません。
花咲 翁