「正直じいさんの大判小判」~流れ読みきれず模様眺め

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞

16日の東京市場は後場に入って日銀ETFが観測され、日経平均12円高と小幅ながらプラスに転じました。焦点のFOMCではFRBが3カ月ぶり利上げに踏み切りましたが、すでに織り込みが進んでいたようで、当面の材料出尽くし感から為替は円高に動いています。ただ、株式市場は押し目買い意欲が強まり、東証1部の売買代金は概算で2兆1600億円と久々に2兆円を上回りました。

一部で大型株への資金シフトの兆候が出ていますが、新興市場もジャスダック、マザーズともに反発しており、急落が警戒された高値圏にある中小型株もリバウンドが入っています。前日の動きではまだ今後の流れが読みきれず、きょうの前場も様子見としますが、あえて大型株は避け、準大手、中堅のなかから値幅を狙える銘柄を探していきたいと考えています。もちろん、高値圏で動きが鈍った中小型株のショートにもチャンスがあるでしょう。

安川電(6506)は中期3000円目標、スカラ(4845)は拾い場を提供しています。一方、Vテクノロジー(7717)予想外の戻りながら上値抵抗帯に差し掛かり、見極めが必要です。

花咲 翁

 

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