「正直じいさんの大判小判」~医療保険制度改革問題に決着、週明けは戻りを試す展開

米国で最大の関心事となっていた与党・共和党が作成した医療保険制度改革(通称オバマケア)代替法案が、採決直前で撤回となりました。トランプ大統領にとっては痛い敗北となり、24日のNYダウは前日比59.86ドル安の2万596.72ドルで引けてます。ただ、日本時間の15時17分には2万529.67ドルまで急落していましたから、代替法案撤回のショックは一時的なものに収まってます。為替も同様で、1ドル110円60銭まで円高が進んだ後、ドルが買い戻され、111円33銭で引けています。
日経平均先物のナイトも同様で4時21分に1万18990円まで急落、その後は急速に戻して5時30分に1万9110円で引けています。
トランプ大統領にとっては手痛い政治的敗北ですが、今後、直ちに税制改革に着手すると述べており、医療保険制度改革での敗北は尾を引かないと思われます。最難関だった医療保険制度改革問題が一旦決着したことで日経平均は23日のナイトの先物で付けた安値1万8760円が目先的な底として意識されそうで、週明けの東京市場については、戻りを試す展開が期待できそうです。仮に安いスタートなれば押し目買いのチャンスかもしれません。
個別では、24日に指数構成銘柄ではマイナス引けとなったソフトバンクグループ(9984)の動きに注目です。ファーストリテイリング(9983)の上昇が24日の日経平均上昇に寄与していますが、トランプ大統領の税制改革着手となれば、関連銘柄として見直される可能性がありそうです。ソフトバンクの反転とともに日経平均では25日線である1万9369円抜けが短期的に目指す目標でしょう。
そのほかではIPO銘柄の人気が象徴するように値の軽い銘柄に資金が向かっている状況に変わりはありません。参戦するなら強い動きを見せている一本立ち銘柄で割り切った対処も必要でしょう。注目銘柄に変更はなく、安川電(6506)とアイティフォー(4743)、ホソカワミクロン(6277)は一本立ち候補、ホープ(6195)は昨年上場IPOで出遅れ修正へ動き出しました。一方、ヨコオ(6800)は月足上値かい離大きくショートにチャンスがありそうです。

花咲 翁

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