「正直じいさんの大判小判」~中小型株個別物色を仕切り直し

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞

28日午前の東京市場はまずまず堅調です。日経平均は5円安ながら、配当落ち分130円をほぼ埋めました。午前の前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆1000億円、売買高9億4300万株をこなしており、原発再稼働が認められた関西電や連続最高業績を発表したニトリHDがにぎわうなど、好材料、好決算への反応も悪くはありません。

ともあれ、日経平均は3カ月余り続いているボックス相場の下限で踏み止まり、底割れを回避しました。ここから上は戻り売りが待ち構えているゾーンですので、上値を追うには円安反転など支援材料が必要と思われますが、全般が膠着するなら、中小型株の個別物色で仕切り直しということになるでしょう。

基本スタンス通り銘柄を絞り込んで、中長期成長期待銘柄の下値を拾う一方、高値圏で動きの鈍った銘柄は戻り売り、あるいはショートを狙っていきたいと考えています。

ホソカワミクロン(6277)、ホープ(6195)を追撃、アイティフォー(4743)は押し目狙いです。一方、安川電(6506)は目標株価との乖離が縮小したとして、岡三証券がレーティングを引き下げており、念のために利益を確定しておきましょう。ヨコオ(6800)は7日続落で13週移動平均を明確に割り込みましたが、ショート狙いは安値を叩くことなくあくまで小戻ししたところです。

花咲 翁

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