31日午前の東京市場は反発、前日のNY株高と112円台まで入った円安を支えに、日経平均は125円高と切り返しました。前場で東証1部の売買代金は概算9300億円、売買高は8億5600万株をこなしていますが、年度末要因もあって動きは乏しく、ここ3カ月間続いているボックス相場の下限でもみ合っているに過ぎません。
下値リスクが消えたわけではなく、高値圏で動きの鈍った銘柄は手仕舞い、あるいはショート狙い、一方で中長期成長期待銘柄の下値を狙うスタンスに変更はありません。このような気迷い商状のなか一本立ちしてくる強い銘柄は追撃でいいでしょう。ただし、ポジションには余裕を持って対処すべきと考えています。
ヨコオ(6800)は前日反発ながら動き鈍りショート追撃。一方、ホープ(6195)、ホソカワミクロン(6277)は下値狙い。澤藤電機(6901)はテンバーガー候補で追撃です。
花咲 翁