「正直じいさんの大判小判」~より強い銘柄で値幅を

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞

3日の東京市場は3営業日ぶりに反発、日経平均は週間で約350円下げていたことから自立反発に転じました。売買代金は概算で2兆2700億円、売買高20億1500万株をこなしており、前週末のNY株が安く、円が高止まりしているなかでの反発ですから、底堅いと受け止めることもできるでしょう。ただ、74円高と上げ幅は小幅で、依然としてここ3カ月間続いているボックス相場の下限でもみ合っています。

大きく売り込まれる状況ではありませんが、テクニカルは悪化しており、下値への警戒を緩めることはできません。膠着感が強い展開のなか、中小型材料株が個別に物色されていますが、やはり、動きの鈍った銘柄は見切り、あるいはショートで下落リスクに備えるべきでしょう。一方で投資成果を高めるにはより強い銘柄で値幅を狙う積極的なスタンスも必要です。気迷い商状のなか一本立ちしてくる銘柄は思わぬ高値に進む可能性がるからです。

ゼンリン(9474)は自動走行・安全運転支援システムで業容一変の可能性を秘め本格反騰へ。澤藤電機(6901)は信用規制がかかり、きょうは様子見です。一方、ヨコオ(6800)はショート継続ながら、追撃は前場の動きを見定めてからにしましょう。

花咲 翁

 

 

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