6日午前の東京市場は急反落、日経平均は263円安と大幅安で、ここ3カ月間続いてきたボックス相場の下限を割り込みました。警戒されていた底割れとなってしまい、東証1部の値下がり銘柄数は1870と全体の9割以上を占める全面安商状です。
110円台半ばで円が高止まり、北朝鮮のミサイル発射に伴う米朝関係の緊迫化も嫌気され、下げ幅を広げました。ただ、前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆1200億円をこなしており、主力株には押し目買いも入っています。ショートポジションがあれば買戻しのタイミングを図り、一段安があれば打診買いを入れてもいいでしょう。
ヨコオ(6800)は1300円割れで買戻し。一方、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)などメガバンクはここからの突っ込みを狙いたいと考えています。
花咲 翁