13日午前の東京市場は3日続落、日経平均は212円安と大幅安で連日の年初来安値更新です。引き続き地政学リスクが意識され、108円台まで進んだ円高が重石になりました。フシ目の1万8500円をあっさり割り込んだことで、一段安が警戒されますが、前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆700億円をこなしており、下値には買いが入っているようです。
ここからは突っ込み買いでリバウンドを狙う局面であり、特に悪材料もないにもかかわらず、外部要因で急落している銘柄に照準を合わせたいと考えています。ただ、まだ底打ち感はなく、安易に手は出せません。次の下値メドとなる1万8000円近辺を試すまでは買いは見送りとします。
引き続き、米長期金利を睨みながら三菱UFJFG(8306)をはじめメガバンクの突っ込み待ち。一方、動物高度医療(6039)は下げ渋りからプラスに転じており、打診買いを入れてもいいかもしれません。
花咲 翁