「正直じいさんの大判小判」~小康状態も状況変わらず

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞

週明け17日の東京市場は続落、日経平均は57円安でした。前引け時点の東証1部の売買代金は概算で7800億円と低調、イースター休暇で海外市場が休場で、市場に参加する外国人投資家が少なく、まさに開店休業です。北朝鮮を含めた地政学リスクが意識され為替は円高基調継続、後場に入って日経平均は小幅プラスに浮上するなど、小康状態となっていますが、ショック安が警戒される状況に変化はありません。

ローチェ(6323)が今期予想の上方修正を発表し、急反騰に転じましたが、これは企業が今期業績予想をいかに慎重に見積もっているかを示唆しているでしょう。決算を発表したのはわずか1週間前の10日でした。地政学リスクの高まりとこれに伴う円高が企業家心理にも影を落としており、これから発表が始まる3月期決算企業も期初については慎重な予想が相次ぐと考えています。

基本は突っ込み買いでリバウンド狙い。一部、中小型で一本立ちが期待できる強い銘柄は下値を拾うスタンスに変わりはありません。三菱UFJFG(8306)をはじめメガバンクは突っ込み待ちで、いま少し様子見。一方、動物高度医療(6039)は下値で打診買いです。

花咲 翁

 

 

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