正直じいさんの株で大判小判|企業 証券市場新聞

2日午前の東京市場は続伸、日経平均は前日比15円高です。為替が111円台後半へ円安が進み投資家心理がさらに改善、一時上げ幅を150円以上に広げる場面もありました。前場段階の東証1部の売買代金は概算で1兆700億円と大型連休を控えながらもそこそこの商いをこなしています。

ヤマハや島精機、GMOPGが値を飛ばすなど物色の中心は好決算を発表した銘柄ですが、円安による輸出採算改善期待でトヨタをはじめとした自動車や日立、東芝など電気セクターも買われ、メガバンクも底堅く推移しました。連休中に米雇用統計や仏大統領決選投票など重要イベントを控えていいますが、北朝鮮情勢を含めて楽観的な見方が広がっており、慎重ながらも先高期待が強まっています。

やはり、日本株は為替次第ということでしょう。円安なら外国人投資家が買いに動きますし、企業業績も改善します。その意味で米長期金利動向を反映する三菱UFJをはじめとしてメガバンクが指標であることに変わりはありません。ただ、決算プレイにはリスクを伴います。今は決算内容と株価の反応をたうえで、今後、上ぶれの期待できる銘柄を探していく局面で、あえて買い出動するなら、全般水準訂正に対する出遅れ感から動きが出てきた郷鉄工(6397)やティアック(6803)、ユニチカ(3103)などの低位株に打診買いを入れる程度にとどめて起きましょう。

花咲 翁

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