正直じいさんの株で大判小判|企業 証券市場新聞

8日午前の東京市場は大幅続伸、日経平均は349円高の1万9795円と3月につけた年初来高値を更新しました。前場段階の東証1部の売買代金は概算で1兆6300億円に膨らみ、値上がり銘柄数が全体の約9割を占めています。

連休前に日経平均が上値のフシを抜けるには、新しい材料が必要と指摘しましたが、連休中に円が主要通貨に対して売られ、ドル・円では112円台後半まで円安が進んだことが上値追いの材料になりました。仏大統領選でマクロン氏が勝利し、ユーロ圏から離脱する懸念が後退したことも投資家心理を大きく改善させています。

ソニーが大幅高で新値を更新するなど、物色の中心は円安を受けた好業績の輸出株で、指標と見ている三菱UFJをはじめとしたメガバンクも上値追いとなりました。為替が円安基調で推移する限り、東京市場も強調展開が続きそうですが、一気に新値を取ってきたのですから、高値警戒感や利益確定売りで一旦は弱含む場面もあるでしょう。ここからは先駆した銘柄は利益を確定し、出遅れ銘柄に照準を合わせていきたいと考えています。

決算発表についてきょうは浜松ホトニクス(6965)、9日は三菱自動車(7211)、10日はダイキン工業(6367)が予定しており、これらの内容が注目されるでしょう。注目銘柄に変更はなく、全般水準訂正に対する出遅れ感から動きが出てきた郷鉄工(6397)やティアック(6803)、ユニチカ(3103)などの低位株、リバウンド狙いで澤藤電機(6901)、医療関連で材料が浮上した日本トリム(6788)、高成長期待の動物高度医療(6039)です。

花咲 翁

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