正直じいさんの大判小判」~中小型株相場理想の展開

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞

31日の東京市場は続落、欧米株安や円高が重石になりましたが、5月の中国PMIが横ばいで景気減速懸念が和らいだことから、日経平均は27円安と小幅安にとどまりました。東証1部の売買代金は概算で3兆200億円に膨らみましたが、これはMSCIによる指数構成銘柄の入れ替えに関連した売買が入ったからで、2日に5月米雇用統計の発表を控え、様子見ムードの強い展開が続いています。

一方でジャスダックは約26年ぶりの高値、マザーズも連日で年初来高値を更新するなど、中小型株相場はさらに盛り上がりを見せました。リード役と目されるソフトバンク(9984)は続伸、Ⅴテクノロジー(7717)、任天堂(7974)はさすがに上げ一服となりましたが下値は限られ、米SOX上昇を受け、東エレク(8035)をはじめとした半導体関連株が軒並み高となっています。

前述の中核銘柄が循環して買われ、好業績株や材料株が幅広く物色されていくのが中小型株相場の理想の展開でしょう。高値警戒感はあるものの、ここからが最も値幅の出る局面です。引き続き中核4銘柄と好業績・好需給のミロク情報(9928)、ゼンリン(9474)、平田機工(6258)などをマークしていきましょう。

花咲 翁

 

証券市場新聞 https://marketpress.jp/

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