「正直じいさんの大判小判」~FOMC後の反応を見極め

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞

 15日午前の東京市場は続落、日経平均は86円安です。14日のFOMCでは3カ月ぶりの利上げを決められましたが、米経済指標が振るわず、利上げペースの鈍化で円高・ドル安が進むとの警戒感から売りに押されました。前場段階の東証1部売買代金は概算で売買代金は概算で1兆2600億円、売買高は9億2000万株です。
FOMC後の反応については、利上げ決定で米10年債利回りが上昇する場面がありましたが、経済指標が低調で、結局は低空飛行に終わりました。ただ、FRBは従来通りの利上げペースを維持したため、利上げの先行きを巡って見方が分かれており、為替や株価への影響も現時点では不透明です。イベント通貨ながら、今後の動向を見極めたいところで、見送り商状が続きました。
リーディングストックでは任天堂(7974)が一人気を吐いている状況で、ソフトバンクG(9984)や東エレク(8035)、Vテクノロジー(7717)は冴えず、新興市場もジャスダック、マザーズともに反落しています。中核4銘柄を含め、ミロク情報(9928)やゼンリン(9474)、タツモ(6266)、平田機工(6258)、RSTECH(3445)、KYCOM(9685)などの注目銘柄も買い手控えられているものが多く、今後の相場の流れを見極めるうえでも後場は見送りとします。
花咲 翁

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