正直じいさんの株で大判小判|企業 証券市場新聞

 22日の東京市場は続落、日経平均は28円安でした。NY原油先物が10カ月ぶりの安値に下落したことから、石油など資源関連株が売られる一方、米ナスダックの反発でITや半導体関連などが買われ、指数は小幅安にとどまっています。東証1部の売買代金は概算で2兆0800億円でした。続落ながら底堅い展開で、ジャスダックが26年ぶり高値、マザーズも続伸するなど、中小型株への物色意欲は旺盛です。
ただ、6月第2週の投資部門別株式売買動向を見ると海外投資家が2週連続で売り越しており、売越額も前の週の354億円から2065億円に膨らみました。原油価格がさらに下落するようなら、デフレ圧力で米金利が低下、円高・ドル安が進むことになり、外人売りが加速しかねません。今後の原油価格動向には注意が必要でしょう。
 相場を取り巻く環境にはやや不透明感が漂っていますが、中小型株相場はこれからがクライマックスです。任天堂(7974)、ソフトバンク(9984)、Vテクノロジー(7717)、東エレク(8035)の先駆銘柄にはやや買い疲れ感が見えるものの、代わって村田製作所(6981)やオンキヨー(6628)など出遅れの好業績株や材料株が相場を牽引し始めました。資金の回転は速いものの、相場は最終局面が最も値幅が出ます。
 ピックアップ銘柄ではゼンリン(9474)やミロク情報(9928)、SCSK(9719)、タツモ(6266)、平田機工(6258)、SMK(6798)は噴き値売り。出遅れている低位材料株の郷鉄工(6397)や仮想通貨関連のインフォテリア(3853)、半導体関連の岡本工作(6125)、整理一巡のKYCOMHD(9685)の下値を狙っていきたいと考えています。
花咲 翁

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