「正直じいさんの大判小判」~方向性見極めへ今しばらく手控え

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞

 29日の東京市場は反発、日経平均は108円高の2万0238円と年初来高値を更新しています。金融株に牽引されたNY株高の流れを受け、メガバンクをはじめとした銀行株のほか、出遅れの鉄鋼や海運など市況関連が買われ、指数を押し上げました。前場段階の東証1部の売買代金は概算で1兆2300億円です。
きょうの前場も大型株中心の展開でしたが、ナスダックが反発したことで中小型株にも買いが先行しました。ただ、ニンテンドースイッチの販売好調が伝わった任天堂(7974)やソフトバンクG(9984)は反発したものの、東エレク(8035)、Vテクノロジー(7717)は朝高のあとマイナスに沈むなどまちまちの動きです。新興市場も同様にジャスダック、マザーズ指数はともに反発しましが、情報セキュリティー関連が賑わう一方、先駆銘柄に値を崩すものが目立つ状況に変わりはありません。
ピックアップ銘柄もミロク情報(9928)や岡本工作(6125)、ゼンリン(9474)、スクエニHD(9684)などはしっかりですが、まだ確信を持てません。全般の物色の方向性を見極める意味でも今しばらく手控えとします。
花咲 翁

証券市場新聞 https://marketpress.jp/

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