正直じいさんの株で大判小判|企業 証券市場新聞

 3日午前の東京市場は反発、日経平均は前週末比26円高です。東京都議選の結果は株価に織り込まれていたようで、日銀の6月短観で大企業・製造業の景況感が3四半期連続で改善したことや為替が1ドル=112円台で落ち着いて推移していることから、買戻しが先行しました。もっとも、上値を買い上がるエネルギーはなく、前場段階の東証1部の売買代金は概算で9500億円と1兆円を割り込んでいます。
個別には米ハイテク株売りの流れを受け、東エレクやVテクノロジーが売られ、任天堂も上げ一服となりました。一方で、鉄鋼や海運など市況関連が引き続き買われるなど、先駆株から出遅れセクターに資金がシフトしており、上値も重いが下値の堅さも感じさせる相場展開です。中小型株も個別に材料の出た銘柄を買う動きに変わりはなく、7日に予定されている米雇用統計やG20サミットなど海外イベントに注意を払いながら、出遅れ株と中小型では個別に強い銘柄を物色する動きが続くでしょう。
 ピックアップ銘柄では前週末の大幅安局面で逆行高していたゼンリン(9474)が続騰、一段高を志向してきました。スクウェア・エニックス・ホールディングス(9684)は7月29日発売の「ドラゴンクエスト11」への期待が強く、切り返しのタイミング待ちです。また、出来高急増のNCS&A(9709)とスピード調整が一巡したKYCOMHD(9685)もマーク。
花咲 翁

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