「正直じいさんの大判小判」~様子を見ながら個別に強い銘柄を

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞

4日の東京市場は反落、日経平均は前日比23円安でした。午前中はNY株高と米長期金利上昇に伴い113円台半ばまで進んだ円安がフォローとなり、プラスで推移していましたが、4日は米市場休場で外国人投資家の参加が少ないなか、北朝鮮の地政学リスクが意識され、後場に入って値を消しています。一時2万円を割り込む場面もありました。東証1部の売買代金は概算で2兆5000億円でした。
米長期金利上昇とこれに伴う円安を受け、自動車や金融、出遅れの海運などが買われる一方、米ハイテク株売りの流れを引き継ぎ、任天堂やソフトバンクG、東エレク、Vテクノロジーをはじめとしたグロース系の値嵩株は買い手控えられ、値を崩しています。新興市場も反落しましたが特にマザーズの下げがきつく、急騰が続いていたRIZAPグループ銘柄も急反落しました。前場段階では先駆株から出遅れ株への資金シフトのシフトの動きが窺えましたが、後場からは全般に手控えられています。中小型株についてはやはり米ナスダック市場の下げ止まりを確認する必要があるのでしょう。
 ゼンリン(9474)、スクウェア・エニックス・ホールディングス(9684)など注目銘柄に変更はありません。ただ、中小型株は波乱状況にあり、海外市場の状況を含め、様子を見ながら個別に強い銘柄を狙っていきたいと考えています。
花咲 翁

証券市場新聞 https://marketpress.jp/

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