正直じいさんの株で大判小判|企業 証券市場新聞

 5日の東京市場は反落、日経平均は87円安で約3週間ぶりに2万円大台を割り込んでいます。北朝鮮を巡る地政学リスクや北九州豪雨の影響なども気にされ、買いが手控えられました。決算日が迫ったETFによる分配金捻出のための先回り売りが先物に出たと言い、ファストリなど指数採用銘柄が売られ、円安一服で自動車や金融など主力銘柄も下げています。東証1部の売買代金は概算で2兆3100億円でした。
米ナスダック反発を受け、高くスタートした任天堂や東エレク、Vテクノロジーなどグロース系値嵩株もマイナスに沈んでいます。RIZAPグループ銘柄も急反発しましたが高値波乱の状況で、仮想通過関連のインフォテリア(3853)は朝安のあと切り返し上値を追ったものの、大引けは行って来いになりました。中小型株への物色意欲は依然として強いのですが、まだグロース株からバリュー株への流れが続いているのでしょう。任天堂をはじめとした中核銘柄は調整が不十分で、後発銘柄も資金の逃げ足が速く、リスクを伴うことが否めません。
ただ、6月第4週の投資部門別売買動向で海外投資家が4週ぶりに買い越しています。買越額は115億円で小幅ですが、先物は1466億円の買い越しとなっており、相場の底堅さにつながったのでしょう。中小型株への本格的な参戦は中核銘柄の下げ止まりを確認してからですが、相場全般は底堅く、上げても下げても任天堂が連日で売買代金トップとなっていることから、グロース株が主役であることに変わりはないと見ています。
インフォテリア(3853)やゼンリン(9474)、スクウェア・エニックス・ホールディングス(9684)などの注目銘柄は本格反騰のタイミングを待つとして、当面は岩崎電気(6924)、桂川電機(6416)、ミナトHD(6862)、東邦金属(5781)、郷鉄工(6397)など出来高に大きな変化があった低位銘柄マークしておきましょう。動き出せば短期張りで割り切り対処です。
花咲 翁

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