「正直じいさんの大判小判」~割り切り対処で低位株

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞

10日午前の東京市場は反発、日経平均は135円高で2万円大台を回復しています。予想を上回る米雇用統計の改善を受け、114円台前半まで円安が進み、電機や自動車など主力銘柄に買いが広がりました。東証1部の値上がり銘柄数は1485と全体の73%超を占めており、米国テクノロジー株の反発の流れを引き継ぎ、東エレク、任天堂などのグロース株も買われています。
 イベント通過とETF配当金支払いに絡む換金売りが一巡したこともあって買いが優勢でした。もっとも、前場段階の東証1部の売買代金は概算で9700億円と薄商いで上値を買い上がる勢いは感じられません。きょうの前場は海運が業種別値上がり率でトップになるなど、バリュー系大型株中心の動きが続いていますが、出遅れ修正が一巡してからの物色の流れを見据える必要があるでしょう。
ピックアップした岩崎電気(6924)、桂川電機(6416)、ミナトHD(6862)、東邦金属(5781)、郷鉄工(6397)いずれもしっかりです。当面は割り切り対処でこれら低位材料株の短期張りでいいでしょう。ただし、本格的な買い出動は物色の流れを見極めてからです。
花咲 翁

証券市場新聞 https://marketpress.jp/

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