「正直じいさんの大判小判」~任天堂効果で好決算へ期待高まる

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞

27日午前の東京市場は続伸、日経平均は43円高です。朝方は米長期金利低下とこれに伴う円高を嫌気して小安くスタートしましたが、売り一巡後は好決算を発表した銘柄を中心に買いが優勢になりました。前場段階の東証1部の売買代金は概算で1兆1500億円億円をこなしています。
 きょうのハイライトは1Q2.5倍増収で大幅黒字転換を果たした任天堂(7974)であることは言うまでもありません。売買代金ダントツで上昇率は一時7%を越えました。1Q24%営業増益で通期見通しを上方修正した日本電産(6594)も大幅高に買われており、きょうの富士通(6702)や8月1日のソニー(6758)などへも好決算期待が高まる状況です。リチウ関連で戸田工業(4100)、田中化研(4080)が新値を追うなど、材料株への物色意欲も旺盛でした。
ピックアップ銘柄もオハラ(5218)が新値追い、ミロク情報(9928)は切り返し、ゼンリン(9474)、スクエニHD(9684)も底堅く推移しており、これら好業績銘柄の下値狙いが基本スタンスです。一方で低位材料株は一服ながら、地合い次第で再浮上の可能性があり、東邦金属(5781)も引き続きマークしておきましょう。
花咲 翁

証券市場新聞 https://marketpress.jp/

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