「正直じいさんの大判小判」~主要企業の決算と市場の反応を見極め

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞

28日午前の東京市場は反落、日経平均は85円安で3日ぶりに2万円を割っています。前日のNY市場でハイテク株比率の高いナスダック指数が下げ、円が一時110円台後半まで強含んだことで、売りが優勢になりました。前場段階の東証1部の売買代金は概算で1兆2000億円です。
 やはり、FOMC声明後に米長期金利が弱含み為替が円高に振れていることが気がかりなのでしょう。米ハイテク株下落の影響もあって、任天堂(7974)が早くも反落、1Q好決算と自社株買いをセットで発表したオムロン(6645)は上げましたが、東エレク(8035)は好決算ながら当面の材料出尽くし感から売られるなど、市場の反応はまちまちです。8月1日発表予定のソニー(6758)も弱含みました。
ピックアップ銘柄もゼンリン(9474)の1Q赤字縮小は評価されず反落、一方でミロク情報(9928)やスクエニHD(9684)は決算発表へ期待をつないでいるようでしっかりです。ただ、低位材料株は物色一巡感から全般に動きが鈍っており、買いを見送るのが無難でしょう。当面は主要企業の決算と市場の反応を見極めたいと思います。
花咲 翁

証券市場新聞 https://marketpress.jp/

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